電気推進船「鶴洋丸」の主要目
電気推進船「鶴洋丸」の主要目
船主 | (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 佐伯汽船株式会社 |
荷主/オペレータ | 太平洋セメント株式会社 / 東海運株式会社 |
建造造船所 | 株式会社渡辺造船所 |
船種 | セメント運搬船 |
長さ×幅×深さ | 72.0 × 14.6 ×7.60 / 4.71m |
総トン数 | 749GT(二層甲板船) |
載貸重量トン数 | 2200トン |
計画航海速力 | 12.5ノット |
海上試運転時速力 | 14.4ノット(満載58%状態にて) |
推進方式 | ラインシャフト二重反転プロペラ |
発電機 | 800kW × 3基 |
推進モータ | 900kW × 2基 |
インバータ制御装置 | 2基 |
完工日 | 平成22年7月4日 |
SESセメント運搬船の概要
本船の船主等
船主:佐伯汽船株式会社,独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
契約造船所:株式会社渡辺造船所
建造造船所:株式会社渡辺造船所
契約造船所:株式会社渡辺造船所
建造造船所:株式会社渡辺造船所
概要
竣工:平成22年7月
航行区域:沿海区域
航海速力:12.5ノット(23.2km/時)
総トン数:749トン
長さ×幅×深さ:72.0m×14.6m×7.60m
載貨重量:2209トン
推進システム:発電方式 ディーゼル発電機800kW×3台
航行区域:沿海区域
航海速力:12.5ノット(23.2km/時)
総トン数:749トン
長さ×幅×深さ:72.0m×14.6m×7.60m
載貨重量:2209トン
推進システム:発電方式 ディーゼル発電機800kW×3台
制御方式 インバータ可変速制御×2式
推進方式 推進用電動機900kW×2台
ラインシャフト二重反転プロペラ
推進方式 推進用電動機900kW×2台
ラインシャフト二重反転プロペラ
荷役装置:ブロータンク、エアースライド及びスクリューコンベア
圧送装置用電動空気圧縮機(推進電動機用インバータの切替で駆動)
特長
(1)省エネ、環境負荷の低減
● 船型の改善、二重反転プロペラ等の採用により、在来型(ディーゼル主機駆動)のセメント運搬船に比べて省エネ運航を実現
● 発電機運転台数の調整などのパワーマネージメントにより、エネルギー供給の効率化
● 船型の改善、二重反転プロペラ等の採用により、在来型(ディーゼル主機駆動)のセメント運搬船に比べて省エネ運航を実現
● 発電機運転台数の調整などのパワーマネージメントにより、エネルギー供給の効率化
(2)船内作業環境の改善
● 従来船で使用する大型のディーゼル主機関に代わりに3台の小型ディーゼル発電機関を採用したことで、機関の船内保守整備作業が軽減
● 居住区での高い静粛性を確保(低振動・低騒音)
(3)貨物艙の確保
● 設計の自由度を活かして、全通二層甲板型を採用し、十分な貨物艙容積の確保を達成
(4)安全・安定運航
● インバータ制御によりスムーズな加減速や波浪中での安定した航行が可能となり、在来船に比べて安全性、定時性が向上
● 3台の発電ユニット、2台の推進用電動機等を有することから、一部に故障が生じた場合でも航行可能であり、安全性が格段に向上